多汗症とは

多汗症とは手足や脇から出る汗の量が正常の人より非常に多く、生活にきたしている状態を指します。
通常汗は、気温の高い場所にいる時や、運動を行った時に関連して出るものですが、多汗症になると、汗が出る状況でなくとても大量に汗が出てしまいます。

多汗症には大きく分けて脇や手など特定の場所だけで汗が出てしまう「局所性多汗症」と、全身に出てしまう「全身性多汗症」があります。

こんな方に

  • 紙に書いていると、湿ってよれよれになってしまう。
  • 足から汗が多く、いやなにおいがする。
  • 脇の汗がたくさん出すぎて、冬でもトレーナーがぬれてしまう

こうした症状でお困りの患者さんが少なからずいらっしゃると思います。

特に脇の下から出る汗は、いやなにおいを伴うため日常生活に支障をきたしたり、精神的な負担につながるため、適切な対処法をとることが大切です。

多汗症の治療

現在、多汗症にはさまざまな治療方法があります。

  • ボツリヌストキシン注射を用いての治療法
  • イオントフォレーシスを用いての電気治療
  • 塩化アルミニウムの外用
  • 外科手術

ボツリヌストキシン注射

ボツリヌストキシン注射は、脇の下や手のひら、足底など発汗が多い場所にボツリヌス菌を注射する治療法です。
交感神経から出るアセチルコリンという伝達物質を強く抑える作用により、汗腺への「汗を出す」という指令をブロックし、汗の分泌を低下させます。
よく効く治療なのですが、効果が最大で6ヶ月と短く、継続して治療をする必要があります。

ボツリヌストキシン注射の詳細はこちら

イオントフォレーシス療法

イオントフォレーシス療法は、発汗の多い部分を水に浸した状態で電流を流して抑制する保険適応可能な治療法です。
おもに手のひらや足底などの治療に用いられます。
副作用がほとんどないため、初めて治療を受ける方にも安心して行うことができます。
治療による継続性は少なく、1ヶ月程度間隔をあけると汗が増えてくるため、1週間から2週間に一度の通院をおすすめしております。

イオントフォレーシスの詳細はこちら

外科手術

脇の多汗症に対して当院では剪除法と吸引法の2つを行っております。

剪除法は脇の中心部分を4cmほど切開して、真ん中をしわに沿って4~5cmほど切り、そこから直接汗腺であるアポクリン汗腺をとってしまうという、ワキガ治療の中でも最も効果的に完治させることができる保険適応可能な治療方法です。においだけでなく、汗の量も3分の1くらいになります。

吸引法は脇の1部の皮膚を5ミリ~1センチ切開し、そこから吸引するための極細の管を挿入しての先端部分から臭いのもととなる「アポクリン汗」腺と「エクリン汗腺」を吸い出していく方法で、「剪除法」と比べ、傷あとが小さくて済みますし、脇への負担も少ないのが特徴です。

どちらも、一度の治療で済ませたい人にはおすすめの治療となります。

ワキガ手術(剪除法・皮弁法)の詳細はこちら

ワキガ手術(吸引法)詳細はこちら

塩化アルミニウムの外用

塩化アルミニウムは収斂作用のある薬剤で、汗腺の穴をふさぐことによって汗の量を減らす治療です。
当院では10%から20%のものを用意しております。
はじめの2週間は毎夜一日1回使用してもらい、その後1週間に一度の外用です。
どの場所に塗ることができるため、手掌、足底、腋のいずれでも使用可能です。

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